【未経験で転職成功!】インサイドセールスの選考を受ける時のポイント

インサイドセールスの選考のポイント インサイドセールス

「インサイドセールスに転職したいけど、選考に自信がない」

「未経験でインサイドセールスの選考を受ける時のポイントを知りたい」

この記事はそんな悩みをお持ちの方向けに書いています。

私自身、法人営業未経験でインサイドセールスへのキャリアチェンジを成功させた経験があります。

インサイドセールスは未経験でも挑戦しやすい職種ですが、その分ポテンシャルを見極められるでしょう。

本記事では、未経験でインサイドセールスに転職する際、選考時にどのような点に注意すべきかを体験談を交えて解説していきます。

選考のポイントを抑えることで、選考通過率を高めていくことができるはずです。

【この記事の要約】

  • インサイドセールスへの転職で有利になる経験
  • インサイドセールスの面接でよく聞かれること
  • 面接時の注意点

また、現職で人材系の法人営業をしているため、採用担当者がどんな人を採用したいのかという目線でも解説していています。

インサイドセールスへの転職を考えている方は参考にしてみてください。

インサイドセールスへの転職で有利になる経験

「インサイドセールスへの転職を考えているけど、転職できるか不安」と考えている方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、インサイドセールスへの転職は未経験でもチャレンジしやすく、経験の有無に関わらずどのような経験を積んだかが評価されやすいです。

インサイドセールスを募集している企業には、営業経験を必須としている企業もいますが、未経験でもポテンシャルがある人材を積極的に採用している企業も数多くあります。

本章では、インサイドセールスへの転職において評価されやすい経験を紹介していきます。

目標から逆算してを行動計画を工夫した経験

目標達成までのマイルストーンを描き、進捗に合わせて行動計画を修正しながら業務に臨んだ経験があればインサイドセールスの選考に受かりやすいでしょう。

インサイドセールスで成果を残すためには、行動計画を立てて行動量にコミットする必要があります。

ほとんどのインサイドセールス組織では、アポイント獲得数を指標に置いていますが、アポイント数は1件1件の積み上げになるため、どのくらいの行動量が担保できれば達成できるかという計画が重要です。

フィールドセールスのように大型案件を受注して目標達成するということができません。

そのため、日々の進捗を維持するために、自分のアポ獲得率等の数値等から日々の行動計画を具体化しておきましょう。

私がアウトバウンドしていた時は

  • 架電からのアポ獲得率が3%
  • 次の目標はアポ30件
  • 一日50件の架電×20営業日で達成

というような見立てで行動していました。(正確にはもっと細かい数字で行動計画を立てていました)

新規顧客の開拓をした経験

インサイドセールスはインバウンドとアウトバウンドに大別されることが多いですが、基本的にはどちらも新規顧客に対してアプローチしていきます。

そのため、営業職として新規開拓の経験があるとインサイドセールスとして評価されやすいでしょう。

既存顧客への営業と違い、関係性がない顧客に対して営業するため、新規開拓ならではの難しさもあります。

また、新規営業では顧客に断られることも多いため、ある程度のストレス耐性があるかも重要です。

顧客や関係者のニーズをヒアリングし提案した経験

インサイドセールスでは、顧客の関心事やニーズに対して提案することが求められます。

単にアポ獲得だけを目指して「お時間ください」と営業するわけではありません。

5〜10分の通話時間で相手のニーズをヒアリングして提案していきます。

一方的にプレゼンしてアポ獲得するケースもありますが、一定のヒアリング能力が問われます。

コンサルティング営業や無形商材等の営業経験等が評価されやすいですが、営業以外の経験でも問題ありません。

例えば、社内プロジェクトのオーナーとして、関係者にヒアリングをおこなった経験でも良いでしょう。

仕事は基本的に人とコミュニケーションを取りながらおこなっていくため、小さなエピソードでも何かしらのニーズを汲み取って提案した経験を準備できるはずです。

業務プロセスを改善したり工夫した経験

日々の業務において、業務プロセスを見直したり業務改善に取り組んだ経験も評価されやすいでしょう。

インサイドセールスの仕事は電話やメールが大半になるため、ある程度業務フローが定型化されます。

そのため、既存の業務プロセスを見直し、より生産性を高めるためにおこなった取り組みや工夫があると良いです。

例えば、「私が代理店営業していた際、訪問前準備のプロセスを言語化・型化し、1時間かけていたものを30分に短縮。空いた時間でデイリーの訪問件数を1件増やした」といったエピソードを話していました。

与えられた仕事をこなすだけでなく、改善点を自ら見つけ出し、課題設定するプロセスが評価されるはずです。

数値やデータを分析して業務に活かした経験

インサイドセールスでは日々の営業活動や顧客に関する様々なデータを取り扱うことが多いため、データ分析等の経験があると良いでしょう。

例えば、受注率が高いセグメントを特定したり、業界毎に最適なアプローチ方法を考える等、分析して打ち手を考えるというアクションが求められます。

また、インサイドセールスがある営業組織では、他部門と連携することも多く、定量的に進捗や成果を報告することも求められます。

数値や実績ベースでコミュニケーションを取る文化がある点もインサイドセールスの特徴です。

インサイドセールスの面接でよく聞かれること

インサイドセールスの面接では、以下のポイントを聞かれることが多いです。

職種に限らず聞かれることが多い質問もありますが、面接官がどのような意図や視点で質問するかを理解することが重要です。

転職理由と志望動機

インサイドセールスの面接では、転職理由と志望動機は必ずと言っていいほど聞かれることが多いです。

20代の若手を採用ターゲットにしていることが多く、未経験でもポテンシャルを見極めて採用する企業も少なくありません。

そのため、求職者が入社後に活躍できそうか・早期離職しないかを見極めるために転職理由と志望動機を深掘りしていきます。

なぜ現職を辞めてその会社を志望するのかという一貫性のあるエピソードを話していきましょう。

また、志望動機を話す際は、他社ではなく【その会社でなければならない理由】を伝えましょう。

「インサイドセールスにチャレンジしたいです」というように他社のインサイドセールスでも言えるような志望動機だと、面接で落とされる可能性が高くなってしまいます。

これまでの業務で何を学んだか

インサイドセールスの面接では、これまでの営業経験を聞かれるというよりは、これまでの業務を通じでどのような学びがあったかを聞かれることが多いです。

振り返りと学びのサイクルを回した経験があるかを確認するために聞かれます。

インサイドセールスに業務では成功より失敗の回数が多いため、日々の営業活動に対しての振り返りが重要になります。

例えば50件架電しても数件しかアポイントが取れないものです。そこで、アポが取れなかった40件をどう捉えるかが重要です。

私の同僚で営業未経験で入社してMVPを受賞した人がいますが、成果を残す人は上手くいかなかったことに対してしっかりPDCAを回す人が多い印象を受けます。

また、日々の業務から学びを得ようとする姿勢は成長意欲のアピールにもつながります。

キャリアプラン

インサイドセールスの選考では、キャリアプランを聞かれることも多いです。

入社後にどのようなキャリアプランを歩みたいか考えられているかどうかで、その企業やインサイドセールスという職種に対する志望度が判断されます。

キャリアプランが明確にある人は、モチベーションに左右されることも少なく、採用担当者からすると「モチベーション高く頑張ってくれそう」という評価を得やすいでしょう。

ただし、企業によってはインサイドセールスからフィールドセールスやカスタマーサクセスに異動するのが一般的なキャリアパスであることもあれば、インサイドセールスの専任として活躍していくキャリアパスもあります。

入社後のミスマッチを防ぐために、あなたが実現したいことと選考を受けている企業のキャリアパスにズレがないかを確認することも重要です。

面接での注意点

インサイドセールスの面接では特に以下の2点に注意しましょう。

  • 端的なコミュニケーションを心がける
  • 実績は定量で話す

どの職種の面接でも重要なポイントですが、とくにインサイドセールスの選考では注意が必要です。

端的なコミュニケーションを心がける

面接の際には、面接官からの質問に対して端的なコミュニケーションを心がけましょう。

結論ファーストで話すという基礎的なことを徹底しましょう。

結論から話さないと、「何が言いたいのか分からない」と面接官にストレスを与えてしまいます。

インサイドセールスは営業職のため、顧客に対しても端的なコミュニケーションが取れないという評価になり、面接で落とされてしまう可能性があります。

また、せっかくあなたが素晴らしい実績や経験をしていても相手に伝わらなければ意味がありません。

相手に伝わるように結論から話すということを徹底しましょう。

実績は定量で話す

これまでの仕事でのエピソードや成果について話すときは、定量的に話すことが重要です。

定量的な実績を伝えることは、あなたのエピソードや自己PRを示す具体的な根拠になります。

例えば、「前職では営業として成果を残すために〜〜に取り組みました」というような粒度ではなく、「成果を残すために、顧客への訪問数を1.5倍にし、結果として目標の120%達成することができました。」というように定量で表現することを心がけましょう。

実際の営業活動においても、データや根拠を示しながら提案することが多いため、日頃から意識しておくと良いです。

インサイドセールスへのキャリアパス

未経験でもチャレンジしやすい

インサイドセールスは未経験でもチャレンジしやすい職種の一つです。

法人営業へキャリアチェンジしたい人や営業職にチャレンジしたい人におすすめです。

私自身、新卒で入社した会社で生命保険の代理店営業として経験を積み、インサイドセールスにキャリアチェンジしました。そこからフィールドセールスの経験を積んで今に至るというキャリアを歩んでいます。

フィールドセールスと比べると未経験でも挑戦しやすい職種であり、私の会社でも営業未経験で活躍している人は数多くいます。

前職がコンサル・人事・看護師・物流管理等、さまざまなキャリアからインサイドセールスにキャリアチェンジして活躍しています。

ただし、未経験の場合ポテンシャル採用になるため、これまでのキャリアでどのような経験を積んだかをしっかり言語化しておきましょう。

未経験でチャレンジしたい人は以下の記事も参考にしてみてください。

経験者であればマネジメントにも上がれる

営業経験者やインサイドセールス経験者であれば、インサイドセールスのリーダーやマネージャーとしてキャリアアップしていくこともできます。

他の営業マネジメントと比べると、インサイドセールスのマネジメントの方が短期間で昇進しやすいでしょう。

入社後半年でメンバーからリーダーに上がるというケースもよくあるため、転職先の会社で最短どのくらいの期間で昇進しているかを確認すると良いでしょう。

まとめ

インサイドセールスの選考を受ける際のポイントについて解説してきましたが、本記事でとくにお伝えしたかったことは、2点です!

  • インサイドセールスは未経験でも挑戦しやすい分、成長意欲やポテンシャルを見られる
  • 営業経験がなくても、これまでの業務での工夫や学びが重視される

企業によってインサイドセールスに求める要件や採用基準は異なりますが、本記事で解説したポイントをもとに選考対策してみてください!

この記事を書いた人
イワン

『20代の営業向けにキャリアについて役立つ情報発信を!』というテーマでブログを開設しました。
複数商材での営業経験や20代で2回の転職を経ての体験談等を中心に情報発信していきます。
【経歴】2019年新卒で生命保険会社に入社。代理店営業に従事→営業代行会社にて複数商材の法人営業を経験→人材系の会社で法人営業
副業でWEBメディアでのライティングもおこなってます。

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