【営業はキャリア迷子になりがち…?】キャリアコーチングを使うメリットを解説

転職

「営業としてどんなキャリアを歩めばいいのだろうか…」

「キャリアについて考えたいけど、何から始めれば良いのか分からない」

上記のようなに悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか?

営業のキャリアは選択肢が広く、専門性を極めたり別職種へキャリアチェンジすることもできます。

その分、キャリアプランが重要になりますし、キャリアについての悩みもたくさん出てくるでしょう。

この記事では、キャリアに悩みを抱える人に向けてキャリアコーチングの活用について解説しています。

  • キャリアコーチングを使うメリット
  • キャリアコーチングがおすすめな人
  • おすすめのキャリアコーチングサービス

上記の内容を中心に解説しているため、キャリアに悩んでいる方は参考にしてみてください。

キャリアコーチングって何?

キャリアコーチングとは、キャリアの専門家がマンツーマンであなたの悩みについてアドバイスをくれるサービスです。

コーチと対話を重ねることで、あなた自身の自己理解を深め、内省していくことができます。

自己分析からあなたの価値観や強みを言語化してくれたり、キャリア形成についてアドバイスをくれたりします。

単なる転職支援等ではなく、中長期的なキャリア設計を支援してくれる点が特徴です。

転職エージェントと何が違うの?

キャリアコーチングと転職エージェントは別のサービスです。

最も大きな違いは、【転職を前提としているか】という点です。

転職エージェントの場合、転職を成功させるためのアドバイスや具体的な求人紹介がメインになります。

一方、キャリアコーチングは転職活動を前提としていないため、キャリアプラン設計や将来どうなりたいかという中長期的なキャリア形成を支援してくれます。

そのため、無理に転職を勧められることもなく、あなたのキャリアに関する悩みに寄り添ったアドバイスに期待ができるでしょう。

キャリアコーチングにおすすめの人

キャリアコーチングサービスは、キャリアに関する悩みを抱える方や、周りに相談相手がいない人におすすめです。

次の章からは有料キャリアコーチングサービスに向いている人の特徴について解説していきます。

20〜30代の営業職で将来に不安がある

20~30代の営業職で将来のキャリアに不安を抱えている人にはキャリアコーチングがおすすめです。

若手であれば「まずは営業として経験を積んでからキャリアアップしよう」という考えの人も多いはずです。

しかし、転職市場を考えると、キャリアチェンジしやすいのは20代前半まででしょう。

若手のうちはポテンシャル採用があるため、転職難易度は高くありませんが、20代後半以降になるとスキルや経験重視の採用になるため、転職難易度が一気に上がってしまいます。

私は人材業界で営業していますが、どの企業も「若くて優秀な人材を採用したい」「経験やスキルがあってすぐに活躍できる人材を採用したい」と言っています。人手不足が深刻化している中で、未経験を採用して育成する余裕がないというのが現実です。

そこで、将来のあなたに必要なスキルや経験が積めるがことが可能な企業や業界に転職していくことがポイントになります。

若手のうちからキャリア戦略を設計しておけば、将来の理想を実現したら選択肢を広げることができるため、20~30代の営業でキャリアに不安を抱える方におすすめです。

身近に相談相手がいない人

キャリアコーチングは、周囲にキャリア相談できる人がいないという方にもおすすめです。

キャリアに関する悩みは人それぞれですが、若手でキャリアに悩みがある人は周囲に相談するべきです。

自分よりもキャリアが長い人に相談することで、悩みの糸口が見えてくる可能性が高いでしょう。

ただし、相談相手がキャリア形成に関して知見があるとは限りません。

そこで、キャリアの専門家に頼ることで客観的なアドバイスをもらうことができます。

キャリアには正解がないからこそ、

  • 色々な情報を仕入れて
  • 客観的な意見をもらう

この2点が重要になります。

今の会社にミスマッチを感じている人

今の会社にミスマッチを感じている人や、これまでのキャリア選択で失敗したことがある人にもキャリアコーチングはおすすめです。

例えば、「新卒で入った会社が思っていたのと違った」「転職したのは良いものの、入社後にミスマッチだと感じている」というようにキャリア選択において不満や失敗経験がある場合、次の転職や今後のキャリア選択でも同じ失敗を繰り返してしまう恐れがあります。

転職を繰り返すことが一概に悪いとは言えませんが、転職回数が多いと採用担当者からの評価も良くありません。

リクナビNEXTの調査によると、求職者の転職回数が3回以上になると「気になる」と回答した採用担当者は6割を占めているというアンケートもあります。

参考:転職回数が多いと不利?年代別の転職回数と採用実態|リクナビNEXT

ミスマッチが発生している理由はいくつかありますが、以下の二つがよく挙げられます。

  • 自分のキャリア観が整理できていないため、企業選びの軸が曖昧
  • 自己分析が甘く、自分の強み・弱みを踏まえた企業選びができていない

企業選びの失敗経験がある人は、キャリア形成のプロに相談することで、あなたにマッチした企業や仕事を選ぶことができるはずです。

「お金を払ってまでコーチングを受けるメリットはあるの?」と疑問をお持ちの方もいるかと思いますが、キャリアコーチングを利用するメリットはいくつかあります。

  • 自己理解が深まる
  • 将来に対してポジティブになれる
  • 最適な仕事選びができる
  • 転職成功率が上がる
  • 市場価値が上がり生涯年収も上がる

次の章では、キャリアコーチングを活用するメリットについて解説していきます。

自己理解が深まる

キャリアコーチングを受けることで、自分を客観視することができ、自己理解を深めることができます。

キャリアコーチングでは、徹底的に自己分析をしていき、自分の考えや価値観を深掘りしていきます。

コーチがマンツーマンで自己分析をサポートするため、客観的な視点であなたの思考の癖を理解することが可能です。

キャリアを考える上で、自分の価値観や思考の傾向を理解しておくことで、自分なりの意思決定基準を見つけることができ、芯のある軸ができます。

将来に対してポジティブになれる

キャリアコーチングを受けることで、あなたの将来に対して前向きになれるというメリットもあります。

キャリアコーチングでは、あなたが将来やりたいことや理想像を描いていくため、将来に対して期待感を醸成していくことができます。

また、将来の目標を達成するためのアクションプランも考えることで、やるべきことが明確になり、前向きな状態にもなるでしょう。

最適な仕事選びができる

キャリアコーチングでは、自己理解や将来像を描いた後に、将来の目標から逆算して短期的に何をすべきかも整理していきます。

将来やりたいことを実現するために、今どのような仕事に就くべきかが見えてくるでしょう。

キャリアコーチは、キャリアに関する知見が深いため、どのような仕事をしていくべきかといった観点でのアドバイスもしてくれます。

そのため、あなたの将来の理想につながるような仕事を選び、モチベーション高く仕事をする一助にもなるでしょう。

転職成功率が上がる

キャリアコーチングを利用することで、あなたの価値観や将来像が明確になり、転職活動における転職軸も明確になります。

転職において何を実現したいかといった軸が明確になることで以下のようなメリットがあります。

・企業選びの軸が明確になり、企業選びの精度が上がる

・納得感のある転職理由になり、面接での説得力が増す

キャリアコーチングを利用することで、上記のように転職軸が明確になり、転職の選考通過率が上がるというメリットがあります。

市場価値が上がり生涯年収も上がる

キャリアコーチングを受けることで、キャリアプランが明確になり、戦略的に市場価値を上げていくことができます。

徹底した自己分析によって自己理解を深めることで、自分の強みを理解して活かすことが可能になります。

自分の強みが分かれば、成果を出しやすくなります。

そして、成果を出すことによって、新たな仕事にチャレンジしたりキャリアアップしていくことも可能になり、あなたの市場価値を着実に上げていくことができるでしょう。

キャリアコーチングを利用して市場価値を上げていくことで、年収アップにもつながるでしょう。

キャリアコーチングでは、昇進したり年収を上げていく戦略を立てるサポートもしてくれます。

また、あなたの適性や強みを活かして成果を出すことで、新たな環境にチャレンジすることもできるでしょう。

短期的に年収アップできる転職先を選ぶのではなく、中長期的かつ戦略的に昇進や年収アップにもつなげていくことができる点もキャリアコーチングのメリットです。

この記事を書いた人
イワン

『20代の営業向けにキャリアについて役立つ情報発信を!』というテーマでブログを開設しました。
複数商材での営業経験や20代で2回の転職を経ての体験談等を中心に情報発信していきます。
【経歴】2019年新卒で生命保険会社に入社。代理店営業に従事→営業代行会社にて複数商材の法人営業を経験→人材系の会社で法人営業
副業でWEBメディアでのライティングもおこなってます。

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